保護者の離婚は認めません!園長との確執 3話

保護者の離婚は認めません!園長との確執 3話

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※この作品は文章と絵で構成しております。

 


あらすじ
保育園の役員をすることになりメイン担当は「秋祭り」。去年の秋祭りを知らない私が担当することに対して、プレッシャーで血の気がひきましたが同じくくじ引きで決まった会長や他の役員も「せっかくなら、子供たちが喜んでくれるように頑張ろう」と一致団結しました。
しかし、「子供たちが喜んでくれるように」その気持ちが園長先生との関係に亀裂を生むとはこの時はまだ知りませんでした。


新任の冷たくて厳しい園長先生に委縮する園児と保護者。そんな中、私はくじ引きで保育園役員を1年間することに。

私が担当するのは毎年秋に開催される「秋祭り」の実行委員長でした。
私は子供を預けて1年目なので、参加したことのない秋祭りの実行委員長は緊張しましたが、その年はとてもメンバーに恵まれており、熱意と実行力のある方が多く助けられました。

秋祭りは保育園行事であるものの保護者主体のため、手配はほぼ保護者が行います。

特に学年が上の保護者はこれまでの行事などを経験された方も多かったので「次からはこうしよう」「変えてみよう」というアイデアも生まれ、意見をまとめる時は盛り上がりました。

しかし、園長先生は反対の意見を持っているようでした…。

 

一度、園長先生に秋祭りの開催について時間をいただけるか打診した時も「時間は取れませんから、紙に内容をまとめて席においておいてください」とあからさまに避けられました。

翌日、なるべく簡潔にまとめた用紙を渡しましたが1週間経っても返事は来ませんでした。

 

しかし、スケジュールが迫っていたため、お返事の催促をしました。

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ぎりぎりまで待たせた挙句、新しい試みのすべてが却下されました。

例えば、コロナ前でしたので秋祭りには軽食の提供があったのですが、その食べ物は例年量が少なく、秋祭りの終盤でお腹をすかせてしまう園児が出ていました。
そのため、予算はそのままでパンやパウンドケーキなどへ変更しようというアイデアがでました。

しかし、園長先生は最後まで話を聞かず、また代替案も出さず

「そういうのは個人でやってください」と切り捨てたのです。

 

「あなたたちに勝手なことはさせませんからね!」

そう捨て台詞を吐いて去っていく園長。

 

あれだけやる気に満ちていた実行委員の集まりには重い空気が流れ、明らかに士気が落ちていきました。
メンバーの中には連絡をくれなくなった保護者もいました。私の心もどんどん暗くなっていきました。

それでも秋祭りに向けて園長先生と打合せをしないといけないことは山ほどありました。

 

しかし、園長先生にとっては私が秋祭りの話をすることも苦痛だったようで…

 

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さすがにこの言葉はショックでした。

みんな日中は働いているため、保育園で必要な資料は夜や休日子供が寝た後などの時間を使って作っていました。
私も例外ではなく秋祭りのために時間を作って作業しました。

クジで決まった実行委員長ですが、責任があります。
委員長の私が園と連携をとって調整しないと秋祭りが台無しになります。

感謝や誉め言葉が欲しいわけではありませんが、嫌味を言うなんてさすがに思いやりがないのではないかと悲しくなりました。

 

それからは心を無にして園長先生へは最低限の連絡にすることにし、秋祭りを滞りなく開催することだけを考えました。

次回、秋祭り開催日編です。

 

つづく

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